2013年02月03日
まんじゃく
2012年2月3日節分 三条新聞記事より
嵐渓荘から車で5分くらいのところ、
いい湯らてぃさんからさらに奧に数分入ったところにある「まんじゃく」という場所。
子供の頃からその名の由来をずっと考えていたのですが、答えを知りました。
昔はサケのことを「尺(シャク)」と呼んでいて、
サケが非常にたくさん遡上したことに由来する。
なかなか趣き深い由来だった~。
この絵を描いた諸橋嵐陰先生の展覧会を漢学の里で開催しています。
「巻梧石・諸橋嵐陰親子展」
ご興味のある方はぜひお立ち寄り下さい。
ちなみに今日は小学校のスキー大会。
絵にあるネズミ薬師の手前の三角山が会場です。
リフト無しロープ無し。スキーをかついで上って一瞬で降りてくる。
子供にも大人にも忘れがたい(筋肉痛とともに)想い出となります。
それにしても昔は本当に豊かな川であったと思わせる五十嵐川…、
※先代幼少の頃、昭和20年代中盤の写真。
ダムができる前は八木ヶ鼻下は砂利原で川遊びのメッカだったそう。
その五十嵐川はダムができて数十年経ちいろんな弊害がおきてきています。
電力のため、飲み水確保のため、下流に暮らす人達のための治水…などなど。
ダムはプラスのために作られた。
しかし、そこに住む魚や水生生物にはマイナスだったようです。
嵐渓荘の前を流れるのは守門川。
この川の上流にはダムはありません。
でも砂防ダムがたくさん作られています。
水害の経験をしたなかで学んだことですが、
砂防ダムは上流域の治水目的ももちろんありますが、
どっちかっていうと下流域の人達の為という意味が大きい。
上流域の我々には土砂が堆積することで、
かえって増水の原因になったりする。
※吊り橋に釣り人。絵になる風景。写真にあるのは2代目の吊り橋。
こういう風景を取り戻したいですね。
日本各地でそういう取り組みがはじまっているようです。
簡単にはいかないとおもいますが…。
まずは吊り橋を早くかけなおしたいです。
空さんからのコメント。2013年02月06日 02:49
歴史ある自然境に育った 下田のみなさんは その恵みに感謝せねばいけませんネ。凄い資料があったもんです。歴史は否定してはなりません。そのような場に生きる 皆さんが羨ましいです。
らんけいごおさんからのコメント。2013年02月18日 11:48
空さん
ここに暮らすことを嬉しくまた誇りにおもう時とやはり不便だなと思うこともあります。かといってここを離れて暮らしたいとは思いませんね。できればこの場所で一生をおえたいなぁ。
ここに暮らすことを嬉しくまた誇りにおもう時とやはり不便だなと思うこともあります。かといってここを離れて暮らしたいとは思いませんね。できればこの場所で一生をおえたいなぁ。
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