温泉・貸切露天風呂:新潟の温泉旅館「嵐渓荘」

2014年08月24日

雨生ヶ池の大蛇様


青空の八木ヶ鼻を背景に、大蛇にまたがる姫様とそれを守る若者。
しただふるさと祭りは今年も無事に開催されました。
※毎年8月の第四土曜日に開催されています。
この祭りは下田郷にいにしえより伝わる大蛇伝説が軸になっています。
「五十嵐川」の源流のひとつ「守門川」のさらにその奥。
大蛇が暮らしていたという「雨生ヶ池(まおいがいけ、通称まごいけ)」へ、
神水の湧き水を汲みにいくところから祭りは始まります。

夜が明ける頃に車でまずはここ「吉ヶ平」へ行きます。
嵐渓荘から車でさらに10kmくらい守門川をさかのぼります。
かつて八十里越えが会津と越後の物流で栄えていた頃は宿場であった場所。


吉ヶ平で雨合羽を着込み歩いて雨生ヶ池を目指しました。
そして分かれ道。右は会津へ、左は雨生ヶ池へ。


池に至る道の途中で杉の大木に囲まれて小さな祠があります。
雨生ヶ池の神様が住む。
…正直、ドラクエの気分です(笑)
ここでお詣りをします。


さらにいくと池に。
きもちのいいブナ林道の先に厳かにあらわれるので、ここはいつも心洗われる風景。


ブナに囲まれており、水辺ということもあり風がそよそよ吹いています。
雨模様の朝でしたが、それでもやはりとても気持ちのいい空間でした。


20センチはある大きなナメクジが雨宿りしていました。


しばらく休憩のあと、さらに池の端を歩いて行きます。
このかたちの幹が目印。
ここから池にむかって崖をおります。


文字通り滑り落ちるように崖をおりました。


池に注ぎ込む峻烈で夏でも冷たい湧き水。
今年は手前にキノコが群れていて、シャッター押す手もウキウキしました(^^)
ここでポリタンクに水を汲みます。


無事に汲み終えてホッとすると、むこうの空は青く晴れはじめていました。
全国的に雨模様で辛いニュースも耳にしておりました。
祭りもどうなるか心配しておりましたが、しただの郷は晴れに恵まれたようです。


汲んだ水は順番に背負いながら山を下ります。


途中、縛り付けるヒモが切れるハプニングもあり。
そのときはメンバーの1人が腰に巻いていたベルトをはずしそれで補強したり。
とにかく雨で地面がゆるんでいて苦労させられた道中でありました。


帰り道、そういえばと思い出し立ち寄ったのは源氏の落人の証の墓跡。
吉ヶ平には大蛇伝説だけでなくいろんな言い伝えがあります。
このお墓もそのひとつ。


墓石は昭和3年に再建されたもののようですが「伊豆守源仲綱公墓所」とあります。
この方は大河ドラマ平清盛で、源頼朝が伊豆に流されたシーンで登場していました。
詳しくはwikiにありますが、その以仁王伝説とともに、この吉ヶ平集落に、
果たして本人があるいはそれにまつわる人が辿り着いたのではないかと想像します。
隠れ里の要件充分な場所ですからなにかあったのは間違いないんじゃないかな。


そして舗装された道へと戻ってきました。
むこうに出発地点が見えます。
往復ちょうど2時間でした。
汲んだ水は車で大急ぎ祭りの始まりの神事が行われる八木神社へ運ばれます。


今年から竜神様役が世代交代したそうで、
汲んできた神水を大蛇の御輿にかけるあたりからのセリフがよく聞き取れました(^^)。


水汲みは地味ですが、こうして姫様の朗らかな笑顔につながったと思うと感無量。
大蛇は広いしただの郷をトラックなどにも乗りながら移動しては蛇行していきます。
毎年、呼ぶ人たちあるところに訪れて蛇行します。
一風かわったスタイルの祭りです。


そして最後に祭りのメイン会場ちかくの雨生宮で再び神事が行われます。
そのあと蛇行しメイン会場に大蛇ははいっていきます。


いつもは日が暮れる頃に会場をグルグル蛇行して「餅まき」をしますが、
今年は順番をかえて昼の部で「餅まき」をしました。
まきおわると、担いできたみなさんでお手打ちしまして無事に終了。
祭りは夜の花火まであれこれ続きますが、
水汲みからはじまった大蛇行進はこれにておしまい。お疲れ様でした!
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makkyi-さんからのコメント。2014年08月25日 21:31
お祭りの朝からの流れがよく判りました。ありがとう御座いました。お姫様の若いふくよかな笑顔がいいですね。大蛇が選んだのでしたね。
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