2007年12月12日
温泉サミット

この坂道はどこへつづく坂道?
新潟温泉サミットと称して集会がありました。
少人数ながら中身の濃い二日間でした。
そしてこちらは、大湯温泉・友家ホテル
大湯温泉のすずらん通りを抜けて、見落としてしまいそうな急な坂道をくだると、そこにこちらのお宿があります。
知る人ぞ知る新潟の隠れた銘宿。
嵐渓荘に訪れる、何人ものお客様から「友家の料理はうまい。勉強になるよ」とコメント頂きます。
…坂道おりてきたのは温泉ソムリエ・遠間さんです。

こちらのお宿は先代から引き継いだ4階建ての建物を、若旦那と若女将さんが自らの創意工夫と肉体でリニューアル。
洗面やトイレにも、ふたりのセンスがきらきら光っています。
トイレは広くて置いてある雑誌をおもわず読み込んでしまいました。居心地いいです。

ひと風呂あびる前にまずは夕食。前菜に自家製スモークサーモン、火加減絶妙。鍋は舞茸鍋、火が通るとちょうどいいかげんの汁あんばいになる工夫。温皿は海老やぎんなんの食感が楽しく味わい深い。酒は地酒・鶴齢、白ワインもうまい。おなかいっぱいになっていくはずなのに、食べれば食べるほど食欲が湧いてくる素晴らしい夕食でありました。

二次会、三次会と続きまして私は最後までがんばりました

地下にはビリヤードやダーツがあって、Rolandの大きなスピーカーにピアノも。
ガンガン呑んでガンガン鳴らして(も、騒音の問題ないのが羨ましい)、場所を風呂に移して温泉談義。


友家ホテルさんには素敵な貸切風呂のほかに、夏場は川沿いの露天風呂もあり、
お湯のやわらかさを益々パワーアップさせるかのように、きれいにタイルで彩られた大風呂もある。

さらに、昔ながらの岩風呂も、発見!
いっぱい、お風呂あるなあ!

二時頃まで地下の大音響で、ブルーハーツやいろいろで踊ってましたが、
呑んだ酒がよかったのか、途中でゆっくりつかったお風呂がよかったのか、
思いのほか朝はすっきりお目覚め。評判の朝食を堪能しました。ほんとに料理おいしいなぁ。


かつては団体様も受け入れただけあり、とにかく広い館内。
そのいろんな空間を若夫婦のアイディアと感性で楽しく現代風にアレンジしています。
嵐渓荘との組み合わせで連泊されるお客様もちらほらいらっしゃいます。
秘湯の会のお宿ではありませんのでスタンプは貯まりませんが、
新潟でお湯巡りされる皆様におすすめのお宿です。
空左右衛門さんからのコメント。2007年12月15日 00:46
3年前 嵐渓荘帰りにお世話になりました。国道から見落としそうな路地の急坂を下ると”友家ホテル”がありました!ざわついた温泉場でないのが素晴らしい!お湯もさることながら夕飯の美味しいこと!調理する人の気持ちが伝わってくるのは嵐渓荘と同じです。鶴齢がすすんでしまった独り旅でした!
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