2011年10月15日
コンサートと泉田女史の新作

嵐渓荘初のコンサート企画です。
諸橋轍次記念館の近くに古典楽器をハンドメイドされている作家さんがいます。
その作品である古典楽器を東京から筒井一貴さんをお招きしてコンサート致します。
◆日時:平成23年11月5日(土)
13:00 開場
13:15 開演(14:00演奏終了)
13:00 開場
13:15 開演(14:00演奏終了)

演奏終了後にはスイーツとコーヒー付きで2000円(入浴は+500円)。
40名定員です。ご興味とお時間のある方はぜひお出かけ下さい。
~隠れ湯に流れる古(いにしえ)の調べ~
「クラヴィコードコンサートin嵐渓荘」
「クラヴィコードコンサートin嵐渓荘」
芸術の秋らしい話題をもう1つ。
嵐渓荘の新テーマ「妙湶和樂」の作者泉田佑子さんの新作です。
妙湶和樂が表の言葉とすれば、
それを補完する裏の言葉として…と泉田さんはおっしゃりました。
↓こちらです。

泉田さんの解説はこのような↓

この言葉は「無門関」という禅問答の言葉だそうです。
雲月是同
渓山各異
萬福萬福
是一是二
これはなかなか分かるようで分からない。
正直、泉田流解説を読んでもなんかまだよくわからない(^^;)
理屈で考えようとしてもわからない、
禅の直観でかんじとることばなのかもしれませんね。
難しい漢字はひとつもないのにね、なかなか…むずい。
月はひとつだけれど眺める渓でみるか山で見るかで月は異なったものになる。
そして萬福萬福ときて是一是二か…。わかるようでわからない。
萬福、萬福。
…中華料理たべたくなるのはまだ学問が足りないからでしょう(^^;)
泉田さんからのメッセージ。
古典的な形式の作品として、少し含蓄のあるイメージで制作しました。三綱五常(さんこうごじょう)という銘の昭和56年に造られた松煙墨(しょうえんぼく)を使いました。そろそろ、30年の域に入りますから、スペシャルな墨です。墨職人のこだわりとしては、芯は地味にして力強さを持たせ、滲みは明るく派手やかにというコンセプトらしいですよ。私も、清水の舞台から落ちたつもりで、初めて使ったのですが・・・秋の冴え冴えとした月をのせた、夜空の色にも見えて満足しています。妙泉和楽のスローガンの、背景に流れる心を表現した作品として制作してみました。これで表と裏がそろったのかな。などと、勝手に思っています。
泉田さん、大事にします!

ふるさと新潟応援団の店舗に加入させて頂きました。
ちょっと手間がかかりますが、団員証をゲットすると嵐渓荘ではコーヒーサービスです。
秋の行楽日和。いい湯らていも11月11日11時11分に再オープンするそうです。
漢学の里の横の直売所も週末はいそがしそうです。
自然あふれる文化の里下田郷へぜひおでかけください。
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