温泉・貸切露天風呂:新潟の温泉旅館「嵐渓荘」

2014年05月19日

机山



3年前の夏にひどく痛めつけられた嵐渓荘の前を流れる守門川。
今年の春で復旧工事がようやく完了致しました。
工事用の仮設道が完成しては、増水で流されやり直しの繰り返し。
整備され青空に美しく映えるこの風景は、
工事に携わった方たちの苦労のたまものです。

…この写真を撮りながら思ったのは、
「そういえば、裏山(机山)のこっちがわ半分はうちの敷地だったなー」
ということ。
吊り橋再建も忘れたわけではありませんが、
あの裏山に登れる道を作れないかな?
という野望がふつふつと湧いてきました。

宿と守門川と机山はこんな配置になっています。
子供の頃に祖父に連れられて何度か登ったことがあります。
その頃は宿と裏山の間を走る県道はまだありませんでした。
今の山ノ湯があるあたりから登ったような記憶があります。
標高はそんなに高くなく、山というより丘。
生えている木も今より背が低くて雪解けの頃の〝しみわたり〟で登り、
「ここに隕石が落ちたという目撃情報がある」…、
と祖父から聞かされた思い出もありますface03
上の方は勾配がゆるやかですが、下のほうが崖のようで、
ここに散策道をつけのはやっぱり難しいかなと思いました。

そんな折、副業で山岳ガイドをしているお客様に、
たまたま今回の私の野望(思いつき?)をお話しましたところ、
「面白そうじゃないの!登ってみようよ」と盛り上がり、
急遽、何十年ぶりに机山に登ってみることになりました。


昔は炭焼き窯もあったと聞きます。
ところどころにこういう岩石だらけのところがあります。
苔がとてもきれいです。


岩石だらけのところにはこんな空洞がいくつもあります。
〝雪なし〟と呼ばれるポイントがあり、そこは雪が積もらないのだとか。
おそらく地中にできた空洞から温かい空気が登ってきて地温が高いからなのでは?
と私は思います。


30分くらいで頂上につきました。
晴れてれば、この方向には粟ヶ岳が綺麗にみえたはずです。
それにしても木々が成長していて、
もし散策道ができたとしても、ここからの眺望には一工夫必要と感じました。
櫓でも建てる?face02


頂上の手前にはイワカガミのちょっとした群生地がありました。
よく鉢植えで見ますが、自然に群生している姿は可憐ですね。


これはなんという植物なのでしょう?
花がマスカットみたいに肥大しています。
もしかして、花に寄生した虫かなにかの巣だったり?


ところどころ、岩石を人為的に積んだような場所もあり。
そこに根が生えていたり。思いつくのは、天空の城ラピュタです。
もしかして机山は実は古代の遺跡だったりして…
と、安直な妄想を同行の師に話したら一笑に付されましたface04
「隕石の次は古代遺跡かい?わはは」


これはチゴユリでしょうか?
嵐渓荘の庭では見たことがありませんでしたが、
ちょっと足をのばせば群生してる場所があってびっくり。
この辺は庭の延長に思っていたのですが、豊かな植生に気づかされました。

師曰く「散策道、そして吊り橋も含めてこの辺一帯を整備したいね」
我申す「お金は?」
師曰く「補助金があるとおもう」
我思う「…夢のまた夢」


ということで、今回の師匠・和田さんです。
昼飯ごちそうさせてください、なにがいいですか?と聞いたら、
鞄から三条カレーラーメンの手ぬぐいをとりだしまして、
「カレーラーメン!」のリクエスト。
そして、まさかそれをナプキンにするとは!(笑)

公益社団法人日本山岳ガイド協会認定の山岳ガイド・和田さん。
本業は硬い(もの取り扱う)仕事人、私の学校の先輩でもあります。
夢のまた夢ではありますが、和田さんと一緒に補助金探しの旅にでてみることにします。
…あわよくば吊り橋もicon22


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salixさんからのコメント。2014年05月20日 20:48
植物のコメントです。

 不明種はウラジロヨウラクで、ツツジ科の植物です。黄色の肥大物は担子菌によるもち病だと思います。ただし、虫こぶ(虫えい、ゴール)の可能性もあります。
 チゴユリは珍しくなく、どこにでも見られる植物です。嵐渓荘の横のスギ林にもたくさん生育していました。種子と走出枝(地下茎)の先に付けた芽(ラミート)で増えるので群生します。
 僕も若いころ妻と義父の3人で机山に登りました。写真を添付できないのが残念。
らんけいごおらんけいごおさんからのコメント。2014年05月20日 21:27
>salix叔父様

情報ありがとうございます!
チゴユリ、こんどりんどう館の脇を探してみます。なんかそういえばみたことがあったような気も…(^^;)
今年もコシノコバイモが咲きました。毎年おなじ場所によくも必ず咲くんもだなーと感心してます(^^)
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