2007年06月25日
七十五人の愛言葉
二年以上前に広告のお仕事で知り合った編者の大平真美さんに声をかけられました。
ちょうどいろいろあったときだったので、私の愛言葉をまとめて彼女に託しました。そしてついに、その本が世にでました。新風舎出版賞ノンフィクション部門優秀賞受賞だそうです。
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私は K(32歳・男性)自営業 として見開2ページで紹介されてます。大平さんはとても健気な方でした。心ある方、ぜひご家庭に一冊よろしくお願い申し上げます(^^)/
↓ こんな内容のメールを頂いたのです。
−−−−−−
突然のメールで大変申し訳ございませんが、お願いがあります。
実は、兼ねてから出版したい本がありまして
東京の出版社に企画書を出したらいい感じで進んでいます。
それで、その本というのがあるテーマを投げかけて
皆さんからいただいたコメント集なんです。
何だかおもしろそうなコメントをいただけそうなので
ぜひ、大竹さんにも聞いてみたくてメールいたしました。
昔、小学校1年生の男の子が同じクラスの子を
「愛してる」というので周りの大人がおもしろがって
「じゃあ、愛してるってどんなこと?」と尋ねたら
「たいせつに おもうこと」とズバリッ返してきまして。
もんのすごい衝撃を受けて、それ以来「こんな子供がさ」と周囲に話すと
私はこう、オレはこう思うとみんなが違ったんですね。
それで増々おもしろくなって。
で、ある知人が「本にしたら」と勧めてくれて現在に至っております。
ですから、お聞きしたいのは
「大竹さんにとって、愛するってどんなこと?」です。
ご迷惑を掛けたりしないよう、みなさん
イニシャルと年齢、性別、職業しか入れません。
ですから大竹さんの場合ですと「K.O ○○歳 男性 ○○」となりますでしょうか。
(○○はどう入れたらよいかわかりませんが・・・)
長くても、一言でも、家族への愛でも、世界への愛でも何でもかまいません。
今、大竹さんが一番気になっている愛をおしえていただけませんでしょうか。
もしかしたら出版できないかも知れませんが、
そうしたら申し訳ございません。
長くなりましたが、お忙しい中、しかも、こんな突然で申し訳ありませんが
本当に個人的なことなので、もしよろしければでかまいませんので
コメントお願いいたします。
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TITLE: 七十五人の愛言葉
SECRET: 1
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「七十五人の愛言葉」を読ませていただきました。
なるほどなぁと思うような言葉や共感できる言葉がたくさん綴られていて、自分の場合はどうだろうと、自分自身にも問いかけながら何度も何度も読みました。
大竹さんの言葉はとても切なかったです。
初めて嵐渓荘さんのHPを訪れたのはもう何年も前のことになりますが、その時昔のブログを読ませていただきました。
奥様との出会いやお子さんの誕生、奥様の初めての子育ての苦労やそこでの暮らしの不安などが素直な気持ちで書かれていて、応援したい気持ちになりながら読んでいました。
そして読み進むうちに突然、野菊が添えられたお墓の写真が出てきて、「お母さんのお墓って? えっ、誰の? お子さんが摘んできたって・・・」と、訳がわからず、呆然としてしまったのを覚えています。
今回、この本を読ませていただいて、今も奥様が元気でいらっしゃったらお二人はとってもいいご夫婦になっていかれたんだろうなぁと思い、残念と同時にとても切ない気持ちになってしまいました。
なんか、とりとめのないメールですみません。
でも、素敵な本を紹介していただきありがとうございました。
今、子育奮闘中でなにかとご主人に八つ当たりをしてしまうという友達にもこの本を薦めました。何かを感じてくれればいいなと思っています。
TITLE: ありがとうございます(T_T)
SECRET: 1
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大竹さん、こんにちは。本のタイトル名で検索していたら、このブログを発見しました。
紹介してくださって、本当にありがとうございます。しかも日付が25日。たぶん、献本が到着してすぐですよね。とても嬉しいです。
この本は、たくさんの人から大切な言葉をいただきましたが、やはり大竹さんが一番気になっていたのです。知らなかったとはいえ、大変な時期にあのようなお願いをして。それをまた快くお返事くださって。
手紙に「紆余曲折あって」と書きましたが、本当に完成まで5年も掛かってしまいました。最初持ち掛けた編集者はいなくなり、その後数社に企画を送ってみましたがなしのつぶて。最後に新風舎の公募を知り「賞に入らないくらいなら所詮ダメかも」と、締め切り前日に思い立って応募したのです。
幸い賞をいただいたのですが、その後がまたたいへん。著名人の言葉を引用していますが、著作権情報センターに確認したら、最初は引用との判断でしたが、後に使用と判断され、著作権者全員の許諾が必要になったのです。
また初めは、名言辞典などから言葉を引っ張っていたのですが、気になって原文にも目を通すと、前後関係からまったく違う意味だったり、出典が違う人物だったり。もう、世の中に溢れている言葉のいい加減さといったらなかったです!インターネットでコピーペーストされているような名言は、半分以上背景が間違っています!!
それで、自分が見つけた言葉こそが一番信頼できると、図書館に通い詰めて探しました。1日読んでいても言葉が見つからないときもありました。
そんな中で、やっぱり気になっていたのが大竹さんなんです。「あんな思いをいただいたのだから、何とかカタチにしないと申し訳ない」という気持ちがとても大きくて。でも、そのプレッシャーがあったからこそ、完成までがんばれたと思います。
このブログを見て、やっと肩の荷が下りた気がします(^_^)
本当に長い間、お待たせしてしまいました。すみません、という気持ちとともに、心から感謝いたします。
ついしん:
カラクリは、そちらが舞台だったのですね。気付きませんでした!ブログにはこれからちょこちょこ遊びに来ます。
TITLE: 3位になりました!
SECRET: 0
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大竹様
お世話様です。おかげ様で7月15日付日報の「売れている本」で新潟市内で3位になりました。2位が泉田知事の著作っていうのが笑えます(^_^)
ご報告まで。
TITLE: すごい!
SECRET: 0
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おおお!すばらしい!
私はアマゾンで2冊買いましたよ。
売店に置こうかと思ってます。
出版社に連絡してみます。