温泉・貸切露天風呂：新潟の温泉旅館「嵐渓荘」

美味厳選は本来の嵐渓荘スタイルである山里素材からはちょっと離れて、
何度か嵐渓荘にお越しになられているお客様や、
山菜川魚ばかりではちょっとね…というお客様に、
嵐渓荘に出かけるきっかけのお料理として献立づくりしているプランです。

夏は食欲がわくものをご用意しようと献立致しました。
今回もリョケンのＳ先生と一緒にお客様になったつもりで食べてみました…。
さてＳ先生、今回はいかがでしょうか？

食前酒で乾杯し、前菜をつまみながら夏はやっぱり生ビール。
新潟の枝豆は本当にうまいですね、と話を弾ませておりますと…、
まずはお造りから。


「トロにキスですか。旨い！お造りは美味しいものをこのくらいがいいですね。」

定番のぜんまいの一本煮を味わって頂き、若鮎の塩焼きを熱々でがぶりといきまして、
だいぶお腹も落ちついてきた頃に現れるのが…、
今回のメインイベント夏野菜と海鮮炭火焼きです。


鮑、車海老、夏野菜


炭火でじわじわ焼くと香りがたち、食べるのが待ち遠しくなります。
鮑がゆらゆら観念していきます。


ナイフとフォークで焼き立てを頂きました。

Ｓ先生は炭火焼きのつけだれにクビをかしげています。
「このつけ汁なんですか？素材の旨味をさらにひきだしてますね！」


鰹だしに味付けしたもので、嵐渓荘では炭火焼きのときは毎回このつけ汁です。
他で炭火焼きをあまり食べたことがないので、他はどうなのか分かりませんが…。
たしかにつけ汁が自己主張せず旨味を増していますね。


「これは“よむぎ麺"といいまして、福島県で凄い売れてる麺です。
　女将が最近大好物になりまして、さっぱりしているので献立に入れました。」


Ｓ先生曰く。
「冷製南瓜スープ。正直、この時期になると食べる機会が他でもありますが、
　こちらのはかなり濃厚で“すする"というより“食べる"スープですね。抜群です！」


もうだいぶ満ぷくになってきましたが、お肉料理。


やわらかくて、大根おろしがあいますね。


〆のごはんは、夏らしく生姜ご飯。


デザートを頂きながら、Ｓ先生に今回の美味厳選の感想を伺いました。

「チラシでみたときは地味だと思ったのですが、
やっぱり嵐渓荘の料理は優しい味なのにしっかり楽しめる味ですね。」

夏の美味厳選、詳しくは→こちら